昨日PMはブータン王国からの地方自治関係者向けのディスカッションの会。
ブータンとは、あの有名な幸せの国、ブータン王国である。社会的にはGNPならぬGHP(Gross National Happiness)を国づくりの中核に据えていること、さらには入国が非常に難しい国として知られているように思う。(実際には入国中の最低消費額の設定や、移動管理などがあるものの、きちんと手続きすれば入国は出来る)
しかし、国民の中での携帯電話の普及により、多くの情報が入り込み、国民の多くが国外(主にオーストラリア)に流出し、地方では少子高齢化が進んでいる。事情は違えど、過疎・高齢化による地域の持続が課題となっている点では日本と同じである。
このような背景もあり、JICAによるブータンの地方自治支援の一環として徳島県の中山間地域の視察受入れが行われてきた。これまでは地方官僚(といっても国から派遣されている)や、基礎自治体の首長や職員などを徳島に受入れて中山間地域における地域づくりについて情報交換を行ってきた。徳島―ブータンの情報交換の一つの成果として、日本のいわゆる「寄合」を制度化したCEP(Community Engagement Platform)がある。正確には佐那河内村で全集落で毎月お壊れている「常会」の仕組みの制度化。
そして、この交流事業の最終回の派遣団が今回来徳。日曜日に懇親会をして、機能の午後は私の講義とディスカッションの会だった。参加メンバーは中央政府の地方自治局長、プナカ県知事、財務官僚1名と内閣官僚1名。わたし自身も昨年5月にブータン西部の農村地域を視察して回ったことから、日本の人口減少や地域づくりの実態とブータンへの応用可能性のある部分についてプレゼンし、さらにディスカッションをした。
学生時代から途上国の地域づくりに関心のあった私としては念願の機会でもあり、貴重な意見交換ができた。意見交換を通じて、感覚的に理解していたことがクリアになっていくプロセスは説明するこちらとしても論点が明確になって嬉しい限りなのだ。
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