地域サポート人ネットワークシンポジウム東日本大会 中越大震災6周年祈念シンポジウム 地域への人的支援を考える 2010.10.30,31
|
地域への人的支援を考える | | |
|
2010年5月に発表した中間報告、2010年度における集落支援員の現地調査を経て、研究会では「集落への人的支援を考える」と題したシンポジウムを開催した。これは、これまで各地で開かれていたいわゆる“支援員の交流会”とは性格を異にし、地域に対して人材を送り込む、という支援手法の可能性と施策上の課題について議論することを目的として開催した。
また、本シンポジウムに先だって開催された広島県神石高原町での「地域サポート人ネットワークシンポジウム西日本大会」とともに「地域サポート人」の交流も目的に含めた。
当日の参加者は全国から248名にのぼった。
|
プログラム |
第一部 「支援員」の活動 |
|
全国各地で活動する「人的支援」者達。様々な集落状況のなかで多くの試行錯誤が繰り返されています。
これらの経験蓄積の紹介、共有を図っていきます。
コーディネーター
図司直也(法政大学現代福祉学部・准教授)
パネラー
大杉英雄(広島県神石高原町仙養地域・集落支援員)
皆田 潔(島根県中山間研究センター・客員研究員)
杉崎康太
(山の暮らし再生機構復興支援センター栃尾サテライト
・地域復興支援員)
上村良一
(山の暮らし再生機構十日町里山センター・地域復興支援員)
鞍打大輔(NPO法人日本上流文化圏研究所・主任研究員)
|
挨拶・講演 |
|
挨拶 田口太郎(新潟工科大学工学部・准教授)
「地域の人的支援研究会」の活動紹介と
本シンポジウムの趣旨説明
講演 小田切徳美(明治大学農学部・教授)
「過疎集落対策としての人的可能性と展望」
|
第2部 「支援員」をどう活かすか |
|
「支援員」の活動には、行政との連携が不可欠です。同時に支援員をどう活かすか?という戦略を行政としてどう描いているのか、行政としての支援員設置のねらいと手応えを共有した上で、その支援手法なども考えていきます。
コーディネーター
平井太郎(社会学者)
パネラー
入江嘉則(広島県神石高原町役場まちづくり推進課・課長補佐)
佐藤義弘(福島県喜多方市総合政策部企画政策課・主任主査)
小林良久(新潟県十日町市総務部企画政策課協働推進係・主査)
朝比奈均(新潟県県民生活・環境部震災復興支援課・政策企画員)
阿部 巧(中越防災安全推進機構復興デザインセンター
復興人材育成チーム・チーフコーディネーター)
|
第3部 「支援員」への支援とは?
「地域への人的支援の可能性と課題」
|
|
集落対策としての「支援員」は結局どのような局面で重要になるのか?支援員支援の取り組みとともに、今後の可能性を探ります。
コーディネーター
田口太郎(新潟工科大学工学部・准教授)
パネラー
門山泰明(総務省・地域力創造審議官)
森 民夫(新潟県長岡市長)
小田切徳美(明治大学農学部・教授)
藤山 浩(島根県中山間地域研究センター・研究企画監)
平井邦彦(山の暮らし再生機構・副理事長)
|
地域サポート人ネットワーク全国協議会設立について
|
|
地域サポート人ネットワークシンポジウム西日本大会に引き続き、協議会の設立について事務局を努める広島県神石高原町から概要説明および参加の呼びかけがありました。
|
交流会 |
|
シンポジウムに引き続き、長岡グランドホテルで開催された交流会には、シンポ登壇者のみならず全国から90名を越える参加があり、盛大な交流会と成りました。
|
エクスカーション |
|
シンポジウム翌日のエクスカーションは、第一部で登壇した(財)山の暮らし再生機構復興支援センター栃尾サテライトで地域復興支援員を努める杉崎氏の案内で、栃尾地域の集落でどのような活動が支援員との協力の下、進められているのか、について現地での説明がありました。
説明には集落の方々にも参加いただきました。
|
まとめ |
|
シンポジウムのまとめを作成しました。詳しくは田口までご連絡ください。
|
お問い合わせ:
〒770-8502
徳島県徳島市南常三島1−1
徳島大学総合科学部地域計画学研究室
Tel/Fax:088-656-2235 |