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渡邉健太さん | ![]() 山形県出身の渡邉さんが藍染に出会ったのは社会人3年目の時。仕事の休日に行った東京の藍染工房で藍色に染まった自分の手を見た時、一目惚れのような感覚を抱いたんだとか。人生の中でそういう瞬間に出会えることって何度あるんでしょうか…。渡邉さんはそんな稀有な経験をして藍染の世界に足を踏み入れたそうです。 そして私が渡邉さんのお話の中で印象に残っているのは、渡邉さんが大学時代の師匠・丸山さんに言われたというお話。ババ抜きでカードが配られ、相手の手札を見るとジョーカーだけが裏返って見えている。そんな状況の中で自分はそのジョーカーを引くことができるか。つまり誰もが嫌がり、避けていく道をあえて自分で選べるか、ということ。 大学卒業後、貿易会社に勤めていた際に藍染に出会い、会社を辞め、上板町の地域おこし協力隊に着任…。渡邉さんの人生は他人から見るとリスクに溢れていて、もしかするとジョーカーを引いたような人生なのかもしれません。でもそのような大きなリスクを背負っていても、自分のやりたい道に進み、活き活きとお話をされている渡邉さんを見ているときっとこれが渡邉さんにとって最良の選択だったんだなと思いました。ジョーカーを引く=リスクを背負うということはきっと大変だけど、それが自分の成長に繋がるし、きっと楽しい。そう思えるようになりました。これからは私も、リスクを背負ってでも自分がワクワクできるような道を選んでいきたいと思います。 今回渡邉さんのお話を聞いて、生きていく上でのヒントをたくさん与えてもらった気がします。貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました! [poster] [冊子] |